2015年4月6日月曜日

スウェーデンのお酒事情

Hej hej! 食べ物の次は飲み物ということで、スウェーデンのお酒事情について書きたいと思います!

スウェーデンで3.5%以上のお酒を買うにはSystembolaget (システムボラーゲット)という国営の専売のお店に行かなくてはいけません!!!
(3.5%以下のものはスーパーなどでも買うことができます)
この緑の看板が目印です
私たちが住んでるあたりには3つ程あり、お店を見つけるのはそんなに難しくはありません!ですが…

平日 10:00~19:00
土曜日 10:00~15:00
日曜日・祝日 休み

といつでもお酒を買えるわけではないのです…!
日本ではコンビニに行けば24時間酒を買うことができるので、はじめはすごく驚きました!
パーティーなどをするときは計画的にお酒を買わなくてはいけません。金曜日の夕方になるといつも長蛇の列ができています。

そもそもなぜこのようなシステムができたの…?
スウェーデンは寒い地域ということもあり、歴史的にウォッカなど強いお酒が好んで飲まれてきました。しかし、アルコール依存症などが社会問題になり1920年ごろから禁酒運動が盛んになりました。1955年には現在の国営専売のシステムボラーゲットのシステムができたとのこと。アルコール中毒の増加や、未成年の飲酒を抑える目的があるみたいです。

学生が多く住むエリアに位置していたとある店舗が、売り上げがよすぎたせいで閉店になったという噂も聞いたことがあります(笑)本当かどうかはわかりませんが…

ちなみにこれはスウェーデンで一番有名なウォッカ

と、お酒を買うのは少々面倒くさいですが、システムボラーゲットはよい面もたくさんあります!

1.店員さんはお酒のプロ
店員さんに尋ねると、料理に合うワイン、お酒などを教えてくれる(らしい)。ワインなどの値札にはどんなテイストなのか・何に適しているのかも書いてあり、店員さんに聞かなくても選ぶ参考にできます^^
2.種類が豊富
お酒だけを扱ってるお店で、結構広いので、値段も国も様々なお酒から選ぶことができます!もちろん日本酒も売ってます!


そしてなんと言ってもスウェーデンは高い税金のせいもあり、お酒が高いのです!
そのためスウェーデン人はドイツに旅行した際にお酒をたくさん買って帰ったり、お酒を買うためにフェリーでスウェーデンとフィンランドの間に位置するオーランド諸島に行ったりします。(フェリーの中は免税なのです。)
ちなみに隣国ノルウェーはスウェーデン以上にお酒が高いので、ノルウェー人はスウェーデンに来てお酒を買ったりするという、なんとも面白い構図(笑)


最近はほかの国に旅行した時にスーパーでお酒を売ってるのを見ると、変な感じがしてしまします。スウェーデンに来る際はぜひ立ち寄ってみてください!
では!


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