2015年4月10日金曜日

スウェーデンでオーロラ鑑賞

こんにちは、わかなです!

ウェーデンなど、北欧の国の名前を聞いて思い浮かべるものってなんですか?
オーロラ!!!を思い浮かべる人も多いかと思います。

スウェーデンはオーロラ鑑賞ができる国のひとつです!
スウェーデンの北にある、Ice hotelで有名なKiruna(キルナ)という町などは、オーロラ鑑賞のために多くの人が訪れています。実際私の周りの留学生の多くもオーロラを見るためにKirunaへ旅行しています!
 
しかし…残念ながらスウェーデンに来たからと言って、どこでもそう簡単にオーロラが見えるというわけではないのです…
私が勉強しているのはUppsala(ウプサラ)という都市で首都のストックホルムから電車で40分ほど北に行ったところにあります。スウェーデンの中では真ん中より少し南といったところでしょうか。
ここではオーロラを見るのはかなり難しいのです。ショック…


 
本当にきれいなオーロラを見たいならスウェーデンの中でも、もっと北のほうに行かなくてはいけないのです… 地図のArctic Circleのあたりですね。
ちなみに先ほど書いたKirunaは地図で緑色になってるあたりにあります!
 
そもそもオーロラが見える条件とは?
1.空気が澄んでいて晴れている
2.暗い(街明りから遠いこと)
3.地磁気が強いこと
4.太陽風が強い(太陽の活動が活発である)

オーロラは太陽風の中に含まれプラズマ粒子が、地球の磁場とぶつかって発光することによって起きる現象です。文字で説明しても、なんだそれは?という感じですが、とにかく太陽の活動が活発なほど、オーロラが現れやすくなります!
 
太陽の活動を予測するオーロラ予報なるものもあるんですよ!

地磁気の強さは、赤道では弱く、高緯度の場所では強くなります。なので、北欧の国はオーロラ干渉に適してるのです!つまり寒いかどうかは、あんまり関係ありません。

緯度が上がって、北極圏に近づくほど、見える可能性は高くなります!
とはいえ、どんなに北に行っても、天気が良くないと見えないんですね。きれいにオーロラが見えるかどうかは運しだいなのです!
いくら太陽の活動が活発でも、雲に覆われていては見ることができません…

では、北に行かないと絶対に見えないの???
そういうわけではありません!!!
実は先月ウプサラでもオーロラを見ることができたんです!

じゃーん!


 

これは私が寮から5分くらいのところで撮った写真です。
鑑賞している間も、このオーロラのカーテンが絶えずゆらゆら動いて形を変えていて、とても神秘的でした。感動しすぎて、この夜はしばらく興奮がおさまらず眠れませんでした。笑

オーロラが見える条件の一つに、「太陽の活動が活発化どうか」と書きましたが、この日はここ10年で最も活動が活発だったそうです。それに加え晴天だったということで、スウェーデンの各地でオーロラを見ることができたのです!そんなタイミングでスウェーデンにいられたなんて、ただただラッキー!
ちなみにこの日は北海道でもオーロラが観測されたらしいです!

この写真ではきれいな緑色ですが、実際肉眼で見ると少し緑がかった雲のような感じ。カメラを通して見たほうがきれいに見えるんです。カメラよありがとう。
 
次の日学校に行っていろんな人と最初にする会話は、
「昨日オーロラ見た?」
と、こんな会話日本ではありえないと、なんとも不思議な気分でした!

とはいえ、スウェーデンに旅行に来てストックホルムでオーロラを見れる確率はほーーーーーんとに低いです。もしオーロラを見たいなら、スウェーデンの北の町、もしくはノルウェーやフィンランドの北の町に行くことをお勧めします!
私も年末にフィンランドの北極圏、Rovaniemi(ロヴァニエミ)に行ってきました!サンタクロース村があるところです!オーロラ鑑賞の他にも、犬ぞり体験や、凍った湖の上をスキーするなど、北欧でも他の都市ではできない経験もでき、そこでしか見れない絶景も味わえます!!! 
今度時間があるときにでも、ラップランドの話も記事に書こうとおもいます!

そういえば、スウェーデンに来てびっくりしたことのひとつは、スウェーデン人はあまりオーロラに興味がないということです!(笑)同じクラスだったスウェーデン人は20年以上スウェーデンに住んでても1回しか見たことないと言っていたし、そういう人はたくさんいます。いつでも見れると思うと、オーロラのありがたみも減ってしまうんですかね…なんとも贅沢な。

ではでは今日はここらへんで!
Hej då!

0 件のコメント:

コメントを投稿