2014年10月3日金曜日

授業とテスト【Swedish Politics】

Hej! 
わかなです!
さてさて、今週の火曜日にウプサラで初めてのテストを受けてきたので、忘れないうちに授業とテストについて書きたいと思います!
 
 
【授業】
スウェーデンの大学の授業のシステムは日本とはかなり異なります!
日本は一学期に並行していくつもの授業を履修することになりますが、スウェーデンは短期集中型です!
私の場合、この秋学期にスウェーデン語の授業を合わせて5つの授業を履修しているのですが、スウェーデン語を除いては、どの授業も1か月で完結します。一か月ごとに違う授業を受ける感じです。授業は平均して週に2~3回ほどです。
ただ、週1回しか授業がないかわりに3か月続く授業だったりと、授業によって異なりますが、日本のようにたくさんの授業を同時に受けることはありません!
 
 
私が9月に履修していたSwedish Politicsは8回の講義と3回のセミナーで構成されていました。
授業の数は日本より少ないので一見余裕があるように見えますが…その分大量のリーディングを課されます…(T-T)今回は講義が最初の2週間に週4回と詰まっていたので、一日に150ページ以上の文献を毎日読まなければいけないのは相当ハードでした。
 
セミナーではリーディングの他に毎回あらかじめ質問や課題が提示され、それについてについて議論するかたちでした。たとえば、1回目のセミナーでは、前回記事に書いた政党のブースにインタビューするという課題が出され、セミナーではインタビューの結果を発表しました。また、3回目のセミナーでは各自スウェーデンと母国の政治比較についてのessayを書き、セミナーのメンバーのessayに対して質問・議論をするという感じでした。
 
セミナーはただ出席するだけではなく、事前の準備をしないといけないのは大変ですが、いろいろな国から集まっている学生の意見や、その国の状況を聞いたりできるのはとても面白かったです!

日本のようにいくつもの授業の課題に追われるということはなく、ひとつの授業に集中して取り組むことができるのは、このスウェーデンのシステムのいいところだと思いますが、その分1回の授業の密度が濃く、集中しないと理解できないままあっという間に1か月過ぎてしまうなあ…と感じました。日本ではテストまでの期間が長いので、1か月授業に集中できてなくても挽回の余地はまだまだありますが、1か月集中型だとなかなかそれも難しい…授業が少ない分、いかに効率よくリーディングをこなすか、セミナーのためにしっかり準備をしたり、理解を深めるために自分で勉強する姿勢が試されているようにも感じました。


【テスト】
いろんな授業を履修している人が大きなテストホールに集まり、一斉にテストをします。
そしてなんとこのテスト………
 
4時間に及びます!!!
 
 
もちろん最後までいる必要はありませんし、みんな大体2~2時間半ぐらいで終わります。
これだけ聞くとすごい厳しく感じるかもしれませんが、

お菓子持ち込み、食べ放題、トイレ行き放題!!!

4時間と聞いた時はじめは衝撃を受けましたが、私の大学ではテストは大体1時間で、時間内に書ききれないこともあったので、ゆっくりと時間をかけて回答できるという点では、スウェーデンのシステムもよいかもしれないと感じました^^
 
またスウェーデンの面白いところはRe-examが受けられるのです!私の大学ではテストで合格点が取れなければ成績が不合格になるシステムでしたが、こちらでは約1か月後に1回、そしてさらにそのあとにもう1回追試を受けるチャンスがあります!帰国の時期と被った場合、母国の大学でも受けられるらしいです(笑)

さて、私はこの一か月勉強のスイッチが入らず、遊びに勤しんだ結果テストは……次の授業から頑張ることをここに誓います(笑)
 
わかな

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