2015年4月1日水曜日

ファームステイとWWOOF


どうも久方ぶりです。aykです。
本当に久しぶりすぎてブログの書き方忘れました。笑
休んでた分を取り戻せるように、記事連続投稿します!まずは第一弾!

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実は1ヶ月授業をとらずに、旅行とファームステイをして放浪していました。
放浪期間でも大部分を占めたファームステイについて、今回は話そうと思います。

??WHY??
なぜ私が今回ファームステイしようと思ったのかというと
⑴スウェーデンの片田舎で実生活を体験することで、スウェーデンの制度を理解する。
⑵スウェーデンの農家が、ローカルコミュニティにおいてどういう役割を担っているか実感する。
という目的があったから。

私が住んでいるウプサラは学生街であり、寮にて1人暮らしです。
福祉政策や教育など、大学で勉強しても
実際問題どういう風に生活に落とし込まれ、実施されているか
あまり知る機会がありませんでした。
なので、実際にスウェーデン人と共に暮らし、スウェーデン人の目線に立つことで
スウェーデンの身の回りの制度がいかにまわっているかを知りたかったんです。

理論と現実の違いを知るには、実際田舎に住むしかない!と一念発起。
農業経済学を日本で履修していたので、農家に興味があったのもあいまって
ファームステイをすることにしました。


??HOW??
ファームステイ先を探すのに
WWOOFというサイトを使いました。
WWOOFとは、農家とボランティアのマッチングサイトです。
農家は、食住を無料提供する代わりに
ボランティアは農業の手伝いをするという仕組み。
年会費こそ払うものも安いし、簡単に農家と直接やり取りができるから
とてもいい媒体だと思います。


??WHAT??
私は、KungsbackaにあるPetersFarmに2週間ほどお邪魔しました。
ベルギー人のElkeとスウェーデン人のNicholas。
それに元気な4人の子供たちと、毎日本当に刺激的な日々を過ごせました。

基本的に、9:30~12:00 13:30~16:00で農作業をし
その他は部屋にこもって本読んだり、テレビを一緒に見たり
ごはんをつくったり、しゃべったり。
週末は、Kungsbackaに近い街に一人でかけぷらぷらする生活。
家からは湖が見え、大自然に囲まれとても心落ち着いた暮らしができました。
6年ぶりのキャンプファイヤー。ソーセージを焼きました。

大自然その1

大自然その2/家からみえる

近くにあるお城

滞在中に完成した成果

愛くるしいヤギちゃん

北欧っぽい森



??RESULT??
当初の目的であるものも十分達成できたと思います。
(1)いろんな話をしました。
特に奥さんがベルギー人なので、
ある意味スウェーデンの制度を俯瞰的にときにはcriticalに議論することができました。
教育、福祉、医療、雇用、男女平等、スウェーデン人に関して…。
語りたいことはたくさんあるので、別の機会にします。

(2)夫であるNicholasに帰り際、
「Ayaka, もし農業をやりたいなら安定した収入があるといい。
農業一本で生計をたてていくなら、機械を使って大量生産する必要がある。
でも趣味のごとく、自分の手で農業をやりたいなら、仕事傍らにやるといいよ。」
って言われました。

スウェーデンの農業従事者は1.5パーセント。
田舎で農家をやっている人は、仕事の傍ら
半分趣味半分自給自足のためにやってます。
だからこそ面白いなと思ったのが
物物売買じゃないですが、うずらの卵9個と農家の看板の交換とか
お金だけじゃない、人と人のつながりを生むような使い方で農産物を
利用しているのはコミュニティを維持するにもいいなとか。
それこそコミューンってかんじで。

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ということでつらつらと述べましたが、
私が今回の記事で一番伝えたいことは
座学は勿論大切ですが
それがうまく機能しているかどうかを実際に確かめることで
よりその国やその土地の理解の深みが増すということです。

私の場合、本当にファームステイしてよかった!と心の底から言えます。
第二の家族ができました。ミッドサマー時期にももう一回帰れる場所ができました。

そんな感じ!では!



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