第二弾!
今回は北欧で最大規模の現代美術館、ルイジアナ近代美術館について紹介します。
私がだいすきなテーマです〜〜〜〜〜。
ルイジアナ美術館とは
デンマーク・コペンハーゲンから1時間北上したところにあります。
そう、都心から若干離れてる郊外型美術館なんです。
私が尋ねたときも、多くの海外観光客が訪れていた人気スポットです。
今回は軽く、この美術館のおすすめポイントを3つお伝えします^^
入り口がわかりにくいのがまた良い |
(1)大自然と美術
この美術館、なぜそんな交通の便が悪いところにあるのか。
それはこの美術館の設計をした建築家が
この美術館とマッチした自然が楽しめる環境を追求したから。
言葉通り、この美術館のたっている丘からは
見渡す限りの海と対岸にはスウェーデン本土がみえます。
この丘自体も、緑が広がっていてとても気持ちいい。
あいにくの曇り空 |
この美術館のもうひとつの特徴に、彫刻の作品の多さがあげられます。
大自然に溶け込むように、彫刻が設置されていて、どれも感嘆もの。
そのほかも窓が大きくつくられているから
長い回廊からも彫刻が見えます。
木目調が日本を彷彿させて懐かしくなりました。
回廊と彫刻 |
(2)巨匠たちの作品
キーファー、ウォーホル、ピカソなど現代芸術の世界では 有名すぎる芸術家の作品だけじゃなく
(しかし私が行ったときはほとんどなかった)
その作品を展示する部屋にもこだわりがあるように感じました。
ただのホワイトキューブ的な息苦しさはなく
その作品を、空間的にも時間的にも余裕をもって楽しめる
そんな美術館です。
とくに凄いのがジャコメッティの部屋。充実っぷり。
ジャコ1 |
ジャコ2/この部屋の自然と作品の親和 |
ロングの作品もここに |
この部屋だけでも30分ぐらいいたかも。美しいの一言。
作品を演出する空間って大切だなーってしみじみ感じます。
そういえば日本からは
草間彌生のインスタレーションがあります。
なぜかとても人気で30分並びました。世界のKUSAMA。
並ぶ価値ありのあの独特のやよいちゃんワールドが楽しめます。
(3)疲れた時のカフェ
美術館はわりかと広いのですが、
その中間地点にカフェテリアがあります。
ここのごはんがたまらなくおいしい。笑
美味しいおしゃんメニューを楽しみながら
一息つきつつ、自然を眺められる。素晴らしいの3拍子です。
萩原健太郎さんは世界一のミュージアムカフェと表現したそう。笑
ーーー
結論。とてもよかった。半日ぐらいいても足りないぐらい心地いい。
ストックホルムの現代美術館は、いいんだけど
特別展のネームバリューを除けば、常設展は作品も少ないから物足りない。
久しぶりの現代芸術に触れて、楽しみました。
個人的にルイジアナ近代美術館は、
私の大好きな直島の美術館を連想させました。
比較するわけじゃないですが
この美術館は海外観光客も多かったので
直島も知られてないだけで
世界的な現代芸術の聖地になれるポテンシャルを感じました。
ルイジアナ近代美術館にあえて改善点を求めるならば()
1途中で休めるベンチや椅子が少ない。
2どこがどこにつながっているのかわかりにくい。導線。
3少額で買えるお土産がない。ポストカード皆無。
ってかんじ。他は最近行った美術館で一番よかった。
では
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