2015年4月1日水曜日

【世界一美しい美術館】デンマーク・ルイジアナ美術館


第二弾!
今回は北欧で最大規模の現代美術館、ルイジアナ近代美術館について紹介します。
私がだいすきなテーマです〜〜〜〜〜。

ルイジアナ美術館とは
デンマーク・コペンハーゲンから1時間北上したところにあります。
そう、都心から若干離れてる郊外型美術館なんです。
私が尋ねたときも、多くの海外観光客が訪れていた人気スポットです。
今回は軽く、この美術館のおすすめポイントを3つお伝えします^^
入り口がわかりにくいのがまた良い

(1)大自然と美術
この美術館、なぜそんな交通の便が悪いところにあるのか。
それはこの美術館の設計をした建築家が
この美術館とマッチした自然が楽しめる環境を追求したから。

言葉通り、この美術館のたっている丘からは
見渡す限りの海と対岸にはスウェーデン本土がみえます。
この丘自体も、緑が広がっていてとても気持ちいい。

あいにくの曇り空
この美術館のもうひとつの特徴に、彫刻の作品の多さがあげられます。
大自然に溶け込むように、彫刻が設置されていて、どれも感嘆もの。

そのほかも窓が大きくつくられているから
長い回廊からも彫刻が見えます。
木目調が日本を彷彿させて懐かしくなりました。
回廊と彫刻

(2)巨匠たちの作品
キーファー、ウォーホル、ピカソなど現代芸術の世界では 有名すぎる芸術家の作品だけじゃなく
(しかし私が行ったときはほとんどなかった)
その作品を展示する部屋にもこだわりがあるように感じました。
ただのホワイトキューブ的な息苦しさはなく
その作品を、空間的にも時間的にも余裕をもって楽しめる
そんな美術館です。
とくに凄いのがジャコメッティの部屋。充実っぷり。
ジャコ1
ジャコ2/この部屋の自然と作品の親和

ロングの作品もここに
この部屋だけでも30分ぐらいいたかも。美しいの一言。
作品を演出する空間って大切だなーってしみじみ感じます。

そういえば日本からは
草間彌生のインスタレーションがあります。
なぜかとても人気で30分並びました。世界のKUSAMA。
並ぶ価値ありのあの独特のやよいちゃんワールドが楽しめます。

(3)疲れた時のカフェ
美術館はわりかと広いのですが、
その中間地点にカフェテリアがあります。
ここのごはんがたまらなくおいしい。笑
美味しいおしゃんメニューを楽しみながら
一息つきつつ、自然を眺められる。素晴らしいの3拍子です。
萩原健太郎さんは世界一のミュージアムカフェと表現したそう。笑


ーーー

結論。とてもよかった。半日ぐらいいても足りないぐらい心地いい。
ストックホルムの現代美術館は、いいんだけど
特別展のネームバリューを除けば、常設展は作品も少ないから物足りない。
久しぶりの現代芸術に触れて、楽しみました。

個人的にルイジアナ近代美術館は、
私の大好きな直島の美術館を連想させました。
比較するわけじゃないですが
この美術館は海外観光客も多かったので
直島も知られてないだけで
世界的な現代芸術の聖地になれるポテンシャルを感じました。

ルイジアナ近代美術館にあえて改善点を求めるならば()
1途中で休めるベンチや椅子が少ない。
2どこがどこにつながっているのかわかりにくい。導線。
3少額で買えるお土産がない。ポストカード皆無。
ってかんじ。他は最近行った美術館で一番よかった。

では












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